本文へスキップ

地域の資源を掘り起こして活かし、元気な地域づくりを目指します

関西学院大学総合政策学部 実習受け入れ


 滋賀県レイカディア大学地域文化学科in山内


19年12月レイカディア大学受け入れ地域文化を活かしたまちづくり」の現地研修として、県立大学地域共生センター上田洋平先生率いる19名のシニア世代の学生さんが、遠路はるばる甲賀市土山町山内にお越しいただきました。

 地域の方によるふるさと絵屏風の絵解き、食(おむすびの会さんによる箱膳ランチ)の提供、民具を用いた回想体験等を入れながら、地域の暮らし・歴史を記録しまちづくりや健康増進につなげる取り組みを紹介させていただきました。

 受講生の方々は本当に熱心で、質問がバンバン来て、絵解きの地域の方も本音で返す、いい交流ができました。
「絵を描いたあとの認知症予防の取り組みは?」の質問には、絵解きとしての活躍の場と、成し遂げた自信≠ェそれぞれの生き方の広がりとして、その後に生かされることをお伝えしました。
 何もないと口にした地域が、今ある地域資源を大切にしながら地域の方が素材として創り生かしていく、そこに人が来て受け入れる、互いが刺激になり交流が生まれる、10年前には考えられなかったことが、少しずつ形になっているようです。

 



   
   
   

8月9日〜12日 関西学院大学総合政策学部 実習受け入れ


『ヨソモノ・ワカモノ山内に来る』
関西学院大学総合政策学部 実習受け入れ

 8月9日〜12日の4日間、学生4名が山内にフィールドワークとして来訪しました。これは、山内エコクラブを通じて3年前から、大学生を地域活性化に生かす8月関西学院大学生受け入れ1取組として行っているもので、今回は地域の記憶や資源を紐解き、旧小学校への思いをヒアリングしてくれました。





 初日には、甲賀市役所に出向き、政策推進課より「甲賀市の課題と展望」「甲賀市における山内」のレクチャーを受け、学生たちはワクワクしながら、山内に到着。おむすびの会さんが作ってくださる箱膳夕食をいただきました。
 地域には、黒滝、山女原、笹路と今年絵屏風つくりを始める地域の公民館に行き、写真や聞き取りから、地図へのプロットお手伝い、山内の思い出をお聞きしました。
 そして、ヨソモノ・ワカモノだから聞ける「小学校や地域への思い」でこんな声は意外でした・・・・。
Aさん:「小学校がなくなったからさみしいな、でもしかたないかな。子どもい     ないもん」
Bさん:「自分たちが通っていた学校とは校舎が違うから、校舎への愛着は薄い     かもしれない」
Cさん:「学校というより、みんなで集まる場所はほしいな」
Dさん:「学校は黒川だから、残していても自分たちは歩いていける距離ではな    い」等。学生たちは少しびっくりしたようでした。

8月関西学院大学生受け入れ28月関西学院大学生受け入れ3

そして学生たちが提案した学校の活用法・・・
・学校は、学校としての役割を果たした方がいいのかな?
   例えば、大学のサテライト、農業学校、フリースクール、終活学校・・・
    企業とのコラボは大切かな?
・地域の方が気軽に集まれる場所
・地域の方の小商い  等が出されました。

8月関西学院大学生受け入れ4









小学生との交流や農家さんへのヒヤリング・・・・最高に美味しかった鹿カレー。毎晩のディスカッションでは真剣に山内の宝、発信の方法、地域のあり方、行政との対話のあり方について学生なりに議論してくれました。
8月関西学院大学生受け入れ5ハードなスケジュールでしたが、学生たちは、「大学での学びは外に出て生かさないと意味がないことが分かった」と。山内地域の方々の寛容さと大学の座学だけでなく現場の楽しさ、難しさを味わったようです。



今、総務省でも地域力の創造や再生のために、域学(地域と大学)連携は重要と言われています。大学生の学びだけでなく、受け入れ側の地域もワカモノの来訪で地域の士気を高められ、違った視点からの活性化提案等、(あり得ないことも)新しい発見を生みだすきっかけにもなりました。
ご協力いただきました皆様、大変ありがとうございました。

8月関西学院大学生受け入れ8



menu

トップページ
お知らせ

ふるさと絵図つくり

 活動報告TOP
 エッセイTOP

おむすびの会
 活動報告

ふらんしーず     

山内エコクラブとは
 研究抄録   

やまエコ・ニュースレター

サイトマップ

関連ページ




いきものみっけファーム本部

山内エコクラブ旧ホームページ
2009〜2014↓

information

山内エコクラブ

〒528-0208
滋賀県甲賀市土山町黒川2063
TEL.090-7966-2262