高齢化率40%を超える地域において、そこに住む高齢者たちが元気でいることが重要である。それには、地域における高齢者の「その人らしさ」を重視した介護予防、認知症予防が必要である。高齢者は、生きてきた生活史はかけがえのない遺産であり、その記憶を回想することは、高齢者の脳の活性化だけでなく、精神的な安定、ウェルビーイングにつながる。また、その知恵を活かすことで、高齢者の社会参加、世代間交流等への町づくりへとつなぐことができる。
★自分の人生を振り返り、気持ちが楽になって、残りの人生を前向きに生きようとすること
★過去の辛い経験があったとしても、現在の生きている力になっていることを自分で認めること
★思い出の話は、脳にいい刺激を与えること
★ふるさと山内を大切にすること
★かけがえのない叡智を伝えていくこと